「疲れやすくて、いつもだるさがある」
「集中力が持続しなくて、すぐ仕事や作業に飽きてしまう」
「記憶力が弱い。本を読んでもすぐ内容を忘れてしまうこともある」
以上のようなことにあてはまったそこのあなた。
もしかしたら、あなたの肝臓は、かなり疲弊しているかもしれません。
さらに、以下のような症状も危険信号です。
・たくさん食べているのに便の量が少ない。
・食後は眠くてしょうがない。
・食後にお腹がはることが多い。
・食後にゲップやガスがたくさん出るが、便秘である。
食べるわりには便が少ししか出ない、というのは、宿便として大腸に
停滞している可能性があります。
さて、肝臓の話にもどりましょう。
肝臓はよく「沈黙の臓器」と呼ばれ、症状が出にくい箇所と言われていますが、
あまりに疲弊してくると、みぞおちからの右側、ろっ骨に沿った部分が
痛くなってきます。
とくに脂肪が多い食事をとると、痛む場合が多いようです。
肝臓が疲れてくると、体温調節がうまくできなくなります。
夏は暑くてつらく、冬は寒くて寒くてしょうがなくなってしまうのです。
食べてすぐ眠くなるのも肝臓の働きが低下しているせいです。
肝機能の検査数値が良いといっても、安心はしていられません。
肝機能に異常があるかどうかは、断食してみないとわからないからです。
肝機能に異常がある人が初めて断食をすると、肝機能の数値、
GOTとGPTが異常に上昇するのです。
食べすぎによって胃腸に負担がかかると、肝臓は摂った栄養の処理で
大忙しになり、それが続くと肝臓は疲れはててしまいます。
ちなみに、肝臓の働きが低下すると腎臓の働きも低下していくそうです。
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