食べ過ぎが病気を呼ぶ!なにを食べるにしろ、食べすぎてはいけない
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なんとなく、うすうす感じてはいたんです。
(食べすぎって、すごくカラダに悪いことなんじゃないだろうか…?)
でもこのときは、「なんとなく」そう感じていただけなので、
とくに少食にしようとか、そういうことは考えていませんでした。
食べすぎても、あとでウォーキングを余分にすれば大丈夫だろう、
と軽く考えていたんです。
ところが、どっこい!
それはちがっていました。
食べすぎって、ほんっとにカラダに悪い行為だったんですねー。
それを教えてくれたのは、「長生きしたければ朝食は抜きなさい」という本でした。
さまざまな体調不良や病気は、食べすぎが原因だったんです。
ものを食べると私たちの胃腸は、消化をするために活動をはじめます。
そのため、エネルギーが消化のために使われます。
カンタンに言えば、空腹時はカラダのすみずみまで、いきわたっているエネルギーが、
食事をすることによって、胃腸に集中してしまう、ということなのです。
ですから、食べたすぐあとは体温があがっても、しばらくたつと下がってきたりします。
エネルギーが消化のほうへまわされているからです。
すると当然、食べる量が多くなるほど、
消化にまわされるエネルギーは大きくなりますし、
カラダのほかの部分にいくはずのエネルギーは少なくなってしまうのですね。
なので、疲れやすかったり、だるくなったりします。
いくらたくさん食べても、数時間〜数十時間もすればおなかは空いてきますよね。
いったん空腹になれば、前に食べたものが、全部消化しきったような気になりますが、
実は腸には未消化なものが残っていることが多いんです。
これがヒドくなると、未消化が原因の下痢をひきおこしたりします。
「でも、野菜や果物だったら低カロリーだから、たくさん食べてもいいでしょ?」
いえいえ、たとえ野菜や果物でも食べすぎれば胃腸に負担をかけるのは同じです。
胃を荒らしたり、腸にキズをつけたりします。
食べすぎると、消化を一生懸命やるために、胃腸は酷使されます。
それで胃腸は疲れてしまいます。
その結果、消化しきれなかった食べもののカスが腸に残ることになります。
これが宿便です。
宿便は腐敗して異常発酵をおこし、有害物質(毒素)を発生させます。
この毒素は血液に吸収されて、悪さをします。
それでいろいろな体調不良が引きおこされるのです。
わかりやすい例で言えば、肌にできる吹き出物がそうですね。
あれも、大腸から毒素が血液に入り、肝臓で解毒しきれなかった結果なのです。
ひどくなると、大腸がんや脳梗塞、膠原病などのコワ〜イ病気をまねきます。
やはり、「 腹八分に病なし 」ですね。
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