私の父は仕事をバリバリこなしていたころはとても美食家でした。
おいしいものに目がなくて、しょっちゅうそういうものを外で食べていたようですし、
お酒も大好きで、いつも酔っ払って帰ってきていたものでした。
そのくせ、胃腸が弱かったので暴飲暴食をしては
やれ気持ち悪い、やれ苦しい、などと言っていました。
この父が腸閉塞にかかりそうになったことがあります。
下痢と嘔吐が止まらなくなり、あやうく手術になるところでした。
でも、いつもお世話になっていたツボ押しの先生が来てくださり、
お腹のツボを押して治してくれたおかげで、手術せずにすんだのです。
このときにこの先生がこう言ったそうです。
「あんた、腸閉塞になりかかってたんだよ」
それにしてもこわい事ですよね、いきなり下痢と嘔吐がとまらなくなって、
「なんだこれは!?」とパニック寸前になっているときに、
「あなたは腸閉塞になってます」
なんて宣告されたら、たまったもんじゃありませんよね ^ ^;
さて、腸閉塞とはどんな病気なんでしょうか。
小腸や大腸の内腔が何らかの原因でふさがって、食べ物やガス、消化液が
通らなくなった状態です。腸同士や腸と腹壁が癒着して起こるそうです。
食べ過ぎ飲み過ぎや疲労、ストレスがおもな原因とされています。
ひどくなると大腸が壊死して腹膜炎を合併してしまう場合もあるそうです。
便秘が続したあとに激しい下痢を繰り返したりする方は要注意です。
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